日本平和学会第2期全国キャラバン「社会構想としての憲法」第1回・日本のアカデミアの再軍事化を防ぐ━戦後日本の「独自性」を維持することの意味━

 世界的にみれば純粋な科学研究と軍事研究は併存しているのがふつうである。 それに対して、戦後日本においては、日本国憲法の平和主義原理の影響もあり、 日本学術会議が軍事研究をおこなわない決意を表明し、アカデミアが軍事研究か ら距離を置いてきた。このような戦後日本の科学研究体制は、軍事研究が当たり 前である戦後世界の科学の構造のなかでは、むしろ未来の世界へとつながる科学 と科学者のあり方を先取りするものであるといえる。戦後日本のアカデミアが もっている「人類史的先進性」を放棄せずに維持しつづけることの意味を考えたい。
 今回の企画は、日本平和学会の第2期全国キャラバン「社会構想としての憲 法」の第1回でもある。今年の5月3日に施行70年を迎える日本国憲法をどうとら えるかは、いまの日本の市民にとって大きなテーマである。「社会構想としての 憲法」という統一テーマを掲げ、これから2年間をかけて、全国の7つの地区研究 会と連携して、日本国憲法に体現されている社会構想━条文の背後にある社会構 想━を「読み解き」「引き出し」て、日本国憲法を批判的に再確認したいと思 う。名古屋学院大学平和学研究会が主催し、中部・北陸地区研究会が共催する今 回のキャラバンでは、平和主義の意味を考えたい。

日時・場所
2017年2月18日(土)13:00〜15:30(開場12:30) 無料
名古屋学院大学白鳥学舎曙館101教室(名港線日比野駅、名城線西高蔵から徒歩10分

http://www.ngu.jp/outline/access.html

基調講演
池内了氏(名古屋大学名誉教授)「「軍学共同問題」について」

パネル
池内了氏/佐々木寛氏(新潟国際情報大学)/高橋博子氏(明治学院大学国際平 和研究所)/内藤酬氏(河合塾小論文科講師・元防衛庁防衛研修所助手)

 

名古屋学院大学平和学研究会主催/日本平和学会中部・北陸地区研究会共催


お問い合わせ:名古屋学院大学国際文化学部・佐伯奈津子(saeki@ngu.ac.jp

主は多くの民の争いを裁き

はるか遠くまでも、強い国々を戒められる。

彼らは剣を打ち直して鋤とし

槍を打ち直して鎌とする。

国は国に向かって剣を上げず

もはや戦うことを学ばない。

(ミカ書 4章3)

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